
もうそろそろ、将来のことを考えて就活も始めないとだな。。
あれ、でも皆どんなスケジュールで動いているんだろう?
好きな時にはじめて、就職先が決まったら終わらせればいいのかな?
それは基本的に中途採用の時のスケジュールですね!
新卒の就活にはスケジュールがきちんと決まっているんです。
大学生が初めて社会にでるきっかけとなる新卒就活。
その就活自体、きっと初めてのことが多すぎてルールが分からないですよね。
新卒はリクナビやマイナビなどの就活サイトに登録して就活をすることが主なので、決まったスケジュールがあります。
ですが、インターン採用か、本エントリーからスタートするのかや大企業の面接かベンチャー企業の面接かなどでスケジュールが異なります。
今回はあなたがどんな企業に就職をしたいのか、意識しながら読み進めましょう!
各企業ごとによって選考の進め方のルールが異なる場合があります。
早めに受けたい企業のサイトを訪問するなどして、正確な情報を確認するようにしてください。

基本的な就活期間は長くても1年半であると言えます。
この1年半というのは夏のインターンシップに参加の申し込みを始めてから内定式に参加するまでの期間を指します。
本選考からの採用を目指す場合は6~7か月程度で終わることが多いです。
具体的に何月から何月まで就活に充てることになるのか確認してみましょう。
基本的な就活スケジュールは以下の通りです。
- 大学3年 4月1日にリクナビ、マイナビの会員登録解禁
- 大学3年 6月1日にインターンシップ解禁
- 大学3年 3月1日に説明会が解禁
- 大学4年 6月1日に本選考/内々定通知解禁
- 大学4年 10月1日に内定式
大学3年 4月1日にリクナビ、マイナビの会員登録解禁

大学3年生の4月1日にリクナビ、マイナビの会員登録が解禁されます。
リクナビとマイナビが解禁されたら、まずはどんな企業が登録されているのかとイベントの実施日程を確認しておきましょう。
どちらのサービスもエリアや業種、職種で企業を検索することができます。
少しでも興味がある会社があれば、早めに検討リストに登録すると同時にエントリーや説明会の予約もしてしまいましょう。
インターンシップへの予約開始は4月中旬からとなりますが、会社に申込者情報が渡されるのは6月1日以降です。
まずはゆっくりと、行きたい企業について考えてみましょう。
この時期から就活をしっかり始めている学生は、真面目な就活生であると言えます。
焦らずゆっくりと企業情報を見つつ、セミナーや合同説明会など、少しでも気になるものがあれば積極的に参加してみましょう!
大学3年 6月1日にインターンシップ解禁
大学3年生の6月1日にインターンシップが解禁されます。
ここでいうインターンシップとは長期で働くものではなく、1~5daysの短期間でグループワークをすることによって企業での理解を深める目的のものを指します。
まだまだ「働く」ということに実感を持てない人が多いと思うので、実際に企業に行くことで働くイメージだけでもつかんでおくようにしましょう。
インターンシップでは内定につながる合否につながらないと言われていますが、多くの企業ではインターンシップに参加した情報が残り、選考に有利に働くことがほとんどです。
インターンシップでは人事などの採用担当と学生の距離が近いことがほとんどです。
分からないことや不安なことを採用担当に直接聞ける機会でもあるので、積極的に動いてみましょう。
説明会に参加しただけの学生と比較して、インターンシップに参加した学生は面接までたどり着ける可能性が高いです。
興味がある会社であれば人事に質問をすることで顔を覚えてもらい、面接や面談などで自分が動きやすくなるというメリットもあります。
大学3年 3月1日に説明会が解禁
大学3年生の3月1日から説明会が解禁されます。
説明会の解禁と同時に選考への申し込みが可能になる企業がほとんどです。
気になる会社の説明会には積極的に参加すると同時に、面接まで行けるようにエントリーシートも作成の練習をして申し込める準備をしておきましょう。
是非3月1日の朝から企業の新卒採用ページを確認するようにしてください。
説明会では、会社の人員や採用予定人数の兼ね合いで定員が定められていることが多いです。
3月1日に多くの学生が説明会申込を行うため、早くしないと定員が埋まってしまう可能性があります。
就活生はこの時期からかなり忙しくなります。
気になった企業はとりあえず申し込んでみるくらいの気持ちで問題ないです。
企業側も理解しているので、事前に興味がある会社を書き起こしておいて朝一番で申し込めるように準備しておきましょう!
大学4年 6月1日に本選考/内々定通知解禁
大学4年の6月1日から本選考と内々定の通知が始まります。
企業によっては、この時期には採用活動を終了する場合があります。
選考をまだまだ進めている学生も多い時期ですが、この頃から内々定をもらえている学生が一気に増えだします。
まだ選考をもらえていない学生も焦らずに就活を進めていくようにしましょう。
就活は自分との勝負だと思って、他の人と比較しないようにしましょう。
SNS上でも内定の話が活発になってきますが、落ち着いて焦らずに内定先を決めるようにしてください。
大学4年 10月1日に内定式
大学4年生の10月1日には多くの企業で内定式が行われます。
そのため、多くの学生は大学4年生の6月から10月の間に内定を取る必要があります。
ここに参加することで契約書などの正式な書面をいただき、内定承諾となる場合が多いです。
そのため、この時期には内定先を1つに絞り卒業後の就職先を固めておく必要があります。
ここまで来たら、就活終了と言って問題ないでしょう。
内定通知書に法的効力はありませんが、成立した労働契約には法的効力が発生します。
会社側から内定の取消などがあれば、解雇という形になってしまい、よほどの理由がなければ認められないほど厳しい効力になります。
学生側から内定を頂いた後に辞退をした場合、ペナルティはないことがほとんどですが、そういった厳しい契約を結んでいることを理解し、マナーを持ったうえで辞退を進める必要があります。
ここまでは経団連に所属している基本的な企業の就活スケジュールを紹介してきました。
次にその他の企業での就活スケジュールを紹介します。
経団連非加盟の企業やベンチャー企業
経団連非加盟の企業やベンチャー企業では以下のスケジュールで就活が進みます。
- 大学3年 6月1日にインターンシップ開始
- 大学3年 2月1日に選考開始
経団連に加盟している企業より少し早く就活が始まっていることが分かります。
なぜなら、経団連に加盟している企業より早く優秀な学生を獲得しようと動いているためです。
有名なメガベンチャー企業もこのスケジュール感で動いているので、経団連に参加している企業の面接に進む前に肩慣らしとして練習してみるのもおすすめです。
こういった企業で就活をしていると、すぐに内定を出すことによって学生を囲い込もうとする会社が出てきます。
いわゆる「オワハラ」をしてくる会社です。
就活を早く終わらせたいがために、こういう企業で手を打つのはあまりおすすめできません。
本当に入社したい企業の就活までしっかりやりきるようにしましょう。
外資系企業の場合
外資系企業では以下のスケジュールで就活が進みます。
- 大学3年 6月1日にインターンシップ開始
- 大学3年 2月1日に選考開始
外資系企業では経団連非加盟の企業よりさらに早く選考を開始します。
外資系企業では日本人以外の方も募集していることが多く、早い時期から始めることによって優秀な学生を集めようとしているためです。
大学院などに行き研究をしている方は、このスケジュール感で内定を獲得し、残りの時間を研究に捧げるという方も多くなっています。
ここまで記事を読んでいただき、本当にありがとうございました!
こうやって就活のスケジュールを見てみると、改めて短い期間であることが分かりますよね。
この短い期間で仕事をしていく中でのファーストキャリアが決まっていくわけです。
きっとこのページを見てくださっている方なら、少しでも就活に緊張感をもって挑んでいる人のはずです。
まずはこの就活の流れに乗れるように一つでも就活サイトに登録しておきましょう。
今一歩踏み出すことが、きっと未来をよくするから。
就活サイトをもっと知りたい方はこちら⇒
